奈落の底への伝言3/292012年03月29日 22:29

奈落の底への伝言49・・・大奥にて

勤勉であっても褒められず、怠け者であっても罰せられず、ただ生活をしていれば良いような環境に人々が住めばどうなるか?

それは、出世した人を、多くの人が妬み・恨む世界である。何しろ、出世の理由がないのであるから当然なのだ。よって、毒殺事件だのも比率が高くなるのだ。

実は、そのような世界があった。江戸時代の大奥だ。・・・学問のすすめ13編

私が言う。わがまま娘の住むアパートとは、そういう世界であろうと。勤勉であっても褒められず、怠け者であっても罰せられず、それを自由と勘違いしているのである。ねたみ・恨みの世界が起きていることであろう・・そう、そこが奈落の底なのだ。見苦しい出来事の山であろうよ。うーむ、福沢は偉い。130年も前に我が家の状況を見抜いていた

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奈落の底への伝言3/29の22012年03月29日 22:54

奈落の底への伝言50・・英語習って何するの?

福沢が言う。古人の教えに「朋友に、しばしばすれば疎(うと)んじられる」とある。朋友とは同僚というか友達で、疎んじられるとは離れるの最上級のようなイメージに聞こえる。忠告を聞かない友人に意見を繰り返すと嫌われて損をするので近づかないが良いという教えである。実は、道楽息子娘への過保護を戒めているのである。・・学問のすすめ14編

親を同格ぐらいにしか認識できないような子女には、もう何を言っても無駄だよ。そういう親の態度に問題があるというものだ。・・・諭吉は、ことわざも儒教も達人であったからこそ、英語がモノにできたのである。

最近の小学校では、なんでも英語を教えるとか・・・はっきり言ってダメな教育となろう。インターネット上で次の文を見つけて(少し文脈を変えた)、やはりと思った。

“英語のレベルに問題はなくても日本の方は、日本語でも話題が無い人が多い。会話はすぐ終わる。性別とか歳のことなど、英語圏では初対面であまり質問されない事ばかり聞いてくるので日本の方との話は苦手だ。・・・分かるよ君。忠告ありがとう”

必用なのは、正しい思考力と表現力なのだ。まずは母国語でだ。コレがない子息が同格で話すから生意気で無知と言っているのである。このアホな発想と表現力を英訳し、しかも誤訳もするとなると、もう、その言語には意味などは無い。そうして切れた姿があるだけなのだ。コレで刺されてはたまらない。

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