奈落の底への伝言3/28 ― 2012年03月28日 21:18
奈落の底への伝言47・・・貢ぎ物
NHKラジオでおもしろい話が流れていた。姜先生という方の話で、“良い作品(美術作品)を残した人で幸福だった人はいない”とかだ。そういう意味では、良い作品を残せた地上には幸福な人が少なかった・・とか。
まあ、幸福だと、何も追われないのであろう・・・と思ったりもする。うーむ、我々ダメな人への慰めに聞こえたりもする。とにかく、山ごもりとかで、異性は断った方が良いのだ。現状に満足しとっては“何もセン”のが生き物の法則だからな。
ニュートンは独身だし、ファラデーなんぞも子孫がいない。有名音楽家なんぞも短命で経済状態も良くない。ソクラテスも漱石なんぞも悪妻だ。(と、当人は認識していたようだ)
英雄、色を好むとか言うが、半分ウソであろう。そういう色好みは、ただの好き者だろう。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)でヤラレたフサ(呉の王様)は、結局、越の王様の貢ぎ物にヤラレたのである。その貢ぎ物とは、絶世の美女-西施であった。ライバルに美女だの酒だのを送るというのは親切に似てソウではない。それは福沢諭吉ほどの人でも、親切もどきでタバコを覚えてしまったと言っているのだから恐ろしい。ライバルにはゲーム機などを送って罠に落とせ・・であろうか。
ということで、若くして異性に引っかかるのはライバルからの贈り物のようなものなのだ。
引っかかるアンタが悪いって、陰で笑ろうておろうよ。

奈落の底への伝言3/28の2 ― 2012年03月28日 21:41
奈落の底への伝言48・
何と言っても福沢諭吉が一番偉い。
一万円札になるべき方なのだ。わずか数㎝もあると、ただ貸すだけでも銀行の方など大きく頭を下げるしかないのだ。勝つ人など、おるまいよ!
どこが偉いかを何回かに分けて語ろう。若者よ、よく聞け。
福沢は言う。西洋の女性村長の風習は美徳である。(男女平等がよろしいの意)
しかし、生意気で無知な娘が両親を軽蔑し、ないがしろにするのを真似る必用はない。・・・学問のすすめ第15編
おお、なるほど偉い。涙なしでは、読めない!
写真は”横浜つれづれ”ブログから引用
http://blogs.yahoo.co.jp/nfmwc006

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