谷尾崎町梅まつり2020BL2020年02月09日 00:20

梅林公園2020に行こう2020.2.8

谷尾崎梅林公園 梅まつり2020

 駐車場が必要な皆様に申し上げます。2/21までは公民館前をご利用ください。2/22は「梅まつり 演芸会」の準備で、公民館前の駐車場は舞台が組み立てられます。よって、2/22からは臨時駐車場をお使いください。その場所は、上の梅まつり2020をクリックし、駐車場のタブをクリックで見えます。

 近視の人は(自身のことですが)、まあ、高齢もあって見えにくいものです。ですが、何かアルのは分かります。そこで、あの物はアレであろう・・と想像して近づくと、そぉーら見ろ、やはりアレではないかと、アレの正体は確定されるのです。ですので、飛行機のパイロットには強度の近視はダメです。が、バイクは大丈夫です・・虫など踏んでも良いのです。人間の子供や高齢者の発見は、50m前でも明確ですので。ブレーキが間に合います。飛行機は10倍速いのでダメです。
 ところで、近視の話は、どうでも良いのです。高齢者の話をしたいのです。高齢者は耳が聞こえないかのようなものか・・と思います。どうも聞こえないので、想像してアレだと思います。でも、それを確かめることができません。で、相手の反応を見て、アレだと決め、そうして記憶ファイルの言葉をしゃべります。

 ねえ、お母さん、ご飯は食べましたか?
「あ、あたしゃーネ、何でも食べますよ」
・・うーむ。母は、食べたようだナ・・と会話を成立させます。ここで、イヤイヤ、好き嫌いでなくてネ、朝ご飯は食べたの?と大声で再調査をしますと、
「そんなに言うなら、あたしゃーネ、もう死にますから」
・・うーむ。母は、言葉が通じないよーだ。・・・となります。

耳は正常でも、認識に至るプロセス(これ、神経のつながりですが)に断線があると、相手の言うことや、見えた物がアレだと明確に分からないので、感でアレだと決めて、相応のファイルから出力をします。で、その最強が「あたしゃー、もう死のうと思うけんネ」ではないか・・と思うのです。ハイ。
 よって、この反応は何十回も聞かされることになります。よネ。

 すると、介護者は、どうあるべきか・・。この決定打は、まだ発見されておりません。で、まあ、今ですと、梅の花でも見ましょかね?となるわけです。何十回も見たウメですので、介護者は、にこやかに寒梅の心を発しますと、そらぁ通じます。この通じるを何回もやりますとリハビリになります。通じることの再訓練です。今、最初のステップの時期ですよ。

谷尾崎町2015、2016梅まつり スマイリー健さん

 右のカレンダーの濃い文字をクリックすると違う日のブログが見えます。お薦めは奈落の底への伝言で2012年2月のものです。 2012奈落の底への伝言

谷尾崎町梅まつり2020BL2020年02月04日 23:07

梅林公園2020に行こう2020.2.4

谷尾崎梅林公園 梅まつり2020

 梅林公園のある地名を下谷と言う。この地の神さんや仏さんを見ると、いりいろと想像がふくらむ。
 下谷50戸に、何と、天神さん・お地蔵さん・観音さんの3つがある。尾崎地区までは1Km以下であるが、そちらにも天神さん・おじぞうさん・・がある。尾崎区の北側に2つの区があるが、薬師堂や水神さんが祀ってある。ひどく多い。

 このことから、開拓集団ごとの宗教があったのではないかと思う。だが、日吉神社は谷尾崎に1つである。建立が1802年で、村の神社になったのが1876年(明治9年)というから最近のことである。
 これは多分に尾崎区が入植して祀った神社であろうと思う。やがて明治時代が来て仏教寺を止めて谷尾崎日吉神社としたようである。すると、梅林公園の北の天神さんも似た時代であろう。地目が山であって、地主名義が30以上も見えるので、共同開拓したのであろうと思う。

 それがドーした?・・と言われれば、まあ、昔々の祖先たちが将来を夢見て村を開いたということである。その見た夢は、今、叶っているのであろうか思いを巡らすことである。

そして思う。
 そのころ見た一番大きな山が金峰山である。谷尾崎日吉神社の御神体は大山クイの神というが、おそらくはコレなのだ。

谷尾崎町2015、2016梅まつり スマイリー健さん

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谷尾崎町梅まつり2020BL2020年02月03日 23:39

梅林公園2020に行こう2020.2.3

谷尾崎梅林公園 梅まつり2020

梅花の状態に急変は無い。梅の木も、どこで咲くべきか迷う年であろう。

 谷尾崎の梅林公園は、昔からあったわけではナイ。むろん梅の木や桜はあったが、今日のように200本とかあったわけではない。昭和40年代からである。昭和30年代に老人施設ができる前は山である。ただ、釣り堀池(駐車場所⑤の近く)があり、寺の分院跡があったようである。

 駐車場③は谷尾崎町 下谷区の天神さんであるが、多分、江戸時代末ぐらいに共同開拓したように見受けられる。谷尾崎川のホタルの舞う場所で、梅林公園の北側となる。
 谷尾崎川の上流は昭和30年あたりでも、ひと気が無く、暗く神秘的であった。なお、石切り場は活気があった。

 周辺探検をしたいのだが、本山不動院の修行場のようで遠慮している。写真は、その修行所(白糸の滝)の下の川底を撮ったものである。どこか菊池水源に似る。

谷尾崎町2015、2016梅まつり スマイリー健さん

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梅林公園に行こう2015年02月19日 00:02

梅林公園に行こう

谷尾崎梅林公園 梅まつり

 善兵は、君は困っていたのかぁとか口ずさみながら、そうして、言う。 とにかく、よい踊りが大切だよ。それにはね、とノウハウを気前よく提供する。鬼は、神通力の持ち主だとか言うと、与三はひれ伏す。恭順な態度が伝わり、善兵、キモチ良し。ソうカソカと、奥義を披露するわ、君には負けたと言うし、太宰の言葉に従えば、次のようなものだ。・・青空文庫を見てみなさい。

 最初に、たとえばねえ、といいながら、鬼どもの酒宴のまんなかに粛々と歩を運び、「ふつつかながら」と会釈をし、鉄扇をバッと開き、キッと月をにらみ上げ、大樹のごとく不動。一呼吸置いて、トンと足踏みをし、おもむろに、ヤアヤア我はぁとか、うめく。たとえばだよ、と念は押す。
 与三は本当に驚いた。いや、貴重な教示である。そうか、鬼は歌舞伎好みだったのかと納得。 皆さんは、ソウカ、そか、と思うだろうが、ソコ悲しい。大衆の中の孤独だ。

 今一度、太宰の言葉を借ろう。著作権も切れとろし。  そもそも、与三の人品は、いやしく無い。体格は堂々、鼻も大きく眼光鋭い。言語動作は重々しく、思慮分別も十分。服も立派で、学問も、財産も、あの酒飲みとは較べものにならない。ケチだが。 近所の人たちも皆、一目置いて、「先生」などと言っていた。何もかも立派なお方ではあつたが、どうも左のホホのコブのために、日夜、ユウウツで楽しめない。

 おかみさんは、ひどく若く、36歳だ。色白、ぽつちやり、いつも陽気にはしやいでる。13の娘がひとりあつて、これはなかなかの美女で生意気。が、この母娘は気が合つて、いつも何かと笑い騒ぎ、そのために、この家庭は、お旦那の苦虫を噛みつぶしたやうな表情にもかかわらず、明るい。そう見える。
「お母さん。お父さんのコブは、どうして赤いの。タコの頭みたいね。」と言う、が、母は叱りもせず、ほほほと笑い、「そうね、でも、木魚をほっぺたに置いているのよ」とか答える。
「うるさい!」と旦那は怒り、ぎよろりと妻子をニランで、すつくと立ち上り、奥の薄暗い部屋に退却し、鏡をのぞき、「ああっと」とつぶやく。

 いつそ、刀で切つて落さうか、死んだつていい、とまで思いつめていたのだ。
 さすがに、プロの文はうまいが、そういうことであったのだ。谷尾崎のぉ伝承とぉ同じだ。
 というわけで二人の爺さんは目的を達したのである。善兵爺さんは言う。引き分けだ・・いまのところは。だが、若い、白い、ぽっちゃり、おかみさんでは同情などはされん。女たらしにや罰は要る。

梅林公園に行こう2015年02月17日 21:19

梅林公園に行こう

谷尾崎梅林公園 梅まつり

 フト思う。
 何故に、猫は車の直前に飛び出すのであろうか。それは、動物学者などが理由付けしているとは思うので、ねつ造とか言われようが、でも思うのだ。
 猫は、車をやり過ごそうと思って身構える。そうして、1 ニィ の 3 で飛び出すと決め、車を待つも、まあ、これが遅い。で、フライングをするというわけだ。・・・危ないかもしれないので回避できるように、とか考えていてはタイミングが測れないのだ。 そういうことが無いように、正しくタイミングを謀る善兵と与三であった。

 善兵は言う。秘訣は平常心だ。絶壁の上を畳の縁の上のごとく歩く心だと。普段の状態であれば勝てるのだとか言う。危ないとかいって、姿勢を変えてはいかん。でなければ、鬼の前には出れんぞと。
 え?とか、与三が驚く。よって、この、え?に対して答えなけ ればならない。これはねえ、武藏があ・・・とか言う。ほら五輪書のぉ・・と説明するも、今度は五かあ、4じゃないんじゃね?とか聞こえてくる。何を聞いておるのか、こん馬鹿、と善兵が思うも、押さえにゃーならん。  

 待てよ、これは相手も気づいてトボケとるのかもしれん・・中々やるな。夜の宴会は迫るが、ここは戦いだ。こういうのを楽しまにゃーならん。人生は常に攻めだ。鴎外の言う「人生、鍛冶屋の金槌のように打撃」し続けるしかないのだ。ジーンときた。  不覚にも涙する善兵であった。かなりの女子力である。最近のキーワードだ。

 すると、与三も、オンオン泣いたというから、これは! これは、すけっべの印だ。与三は、そうか、スケベエであったのだ。何故に?あら、知っているでしょう?
 バレンタインデーに大変なことになった。さあ、どうする? 泣くべきなのだ。男子が。猫のタイミングだ。すると、女子は聞こう? 
 どうしたのよ、と。

 ここは、謝罪だ。財布ごと渡しながら反省を態度で示すとぉ、相手は言う。何、言ってるのよ。あたしはね、あんたに拾ってもらおうなんて思って付き合ってんじゃナイよと! 男は、影でベロを出す・・・与三、お前は、こういうヤツと思うぞ。 女子力で負けない善兵は言う。
いいのよ、いいのよ、遊びでも。幸せだったよ。泣きやみな! ううーむ。くさい。寒い。

 というわけで、善兵が言う。「実はぁー、鬼にコブを取られたんだ」と。 やった、やった、勝ったと与三は思う。聞き出す一点は、ここであったのだ。と、トドメの泣きをする。これで、何も言わなくてもOKになる。女子力の威力は、鬼神に迫るのだから、諸氏も試すが良い。